リップ・ヴァン・ウィンクル(Rip Van Winkle)の意味と背景

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鎌倉ものがたりの第350話、リップヴァンウィンクルの玉手箱で存在を知った
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意味
Rip Van Winkleアメリカ英語の普通名詞で「時代遅れの人」、「眠ってばかりいる人」を意味する慣用的表現
Rip Van Winkle Effect は相対性理論における亜光速航行時の時間差現象のこと 日本では「ウラシマ効果」と呼ばれるもの 寝すぎによる弊害のことも言う
背景
もともとはアメリカの小説家ワシントン・アーヴィングによる短編小説のタイトルおよび作中の主人公の名前 簡単に言えばアメリカ版浦島太郎 猟に出た主人公が山中で奇妙なオランダ人の一団に酒をふるまわれて寝込んでしまい、目を覚まして山を下りると20年も経っていて、世の中がすっかり変わってしまっていたという話 話が似てるのもそうだがウラシマ効果Rip Van Winkle Effect の名称の着想が似通ってる点が大変面白い